にしかたの昔語り
大槙神楽舞
大槙神楽は村山市民でも知らない人が多いかもしれませんが、地区の行事として大切に守り伝えられてきている神楽です。残念ながら最近は小学生の神楽のみ奉納ということでした。やはり後継者不足なのでしょうか。10年先20年先のことを考えれば子供達に伝統行事をしっかりと伝えておいておくことが重要であると思います。子供たちは自分なりになんとなくではあっても重要な伝統行事を行っているんだ、という自覚も出てくるだろうし、毎年待っていればやがて10年先、20年先に大人の舞を披露することにもなろうとも思います。でも失礼ないい方で申し訳ないのですが、子供の舞う姿は見ているだけでほほえましいものですが、やはり大人の舞の方が自然と神に感謝する姿勢や、人生経験や、舞を引き継いでいく姿勢が自然とにじみ出るような気がします。偉そうなことを書いてしまいましたが、とりあえず動画と写真で紹介します。ごらんください。
この動画を撮影したのは2013年です。最初の1分間くらい画面が落ち着かないのは撮影者(管理人)が画面の調整をしていたためです。見づらくてすみません。今年(2016年)は雨のため神社内でのご披露でした。獅子頭をかちかちいわせてぴょんと飛び跳ねる姿がかわいいです。最近の地域の伝統行事はだんだん小学生が主役になってきているような気がしますが、少子化が進んでいく中で舞手の数を維持していくことが今後の課題だと思います。これを解決する手段としては隣の地区にも舞手をお願いすることも一つの手段ではないでしょうか。